「soyogi 〜そよぎ」
昔から、「日本昔話」のごとく、龍の背中に乗って空を自由に駆けてみたい、
という想いがありました。
目の前の苦しみや悲しみを見つめるのではなく、
遠く彼方の美しい空や風を感じること。
しがらみをそぎ落とし、真に自分の欲するものとは何かを問い続けること。
生きることの側面には、そんな「潔さ」も必要なのだと、
作品作りを通じて実感させていただきました。
好天に恵まれた3日間、皆様とともに空を駆け巡った気分です。
来年はそんな空から降り注ぐ、グリーンやブルーのシャワーをテーマに
また新しい世界を創ってまいります。
次の新緑の季節に、再びお目にかかれますことを楽しみにしております。
白石正子